私が習っていたピアノの先生は、ご自宅でレッスンをされていたので毎回伺っていたのですが、初めてレッスンに行ったときのことを今でも覚えています。
“ピンポーン”
“ガチャ”
“こんにちは。今日からよろしくお願いします。○○です。”
“まだレッスン開始より5分も前じゃない!”
“チャイムは1分前に鳴らしなさい!!”
遅刻がよくないことは周知の事実ですが、特に自宅でピアノ教室をされている先生にとっては、生徒さんが早く到着してしまって正直迷惑に思う方もいると思います。
今回は、ピアノ教室で早く到着しすぎてしまう生徒さんへの私なりの対処法について、詳しく解説していきます。
教室規約にはっきりと書く
自宅でピアノ教室をされている先生で、教室規約を作っている先生は多いと思います。
私ももちろん作っており、体験レッスンのとき教室規約の用紙を保護者の方にお渡しします。
規約には
レッスン時間について 自分のレッスン時間の前に生徒さんがいない場合も、レッスン時間の1分前に教室に到着するようにしてください。入退室の時間は、レッスン時間に含まれています。 |
と書いています。
以前は、規約に「早くてもレッスンの2~3分前に到着するようにしてください。」と書いていました。
しかしそれだと、結構な数の生徒さんが、しばらくレッスンに通ううちに自分の前にだれもいないことが分かると、5分前、10分前とだんだん早く来てしまっていました。
対策として規約を上のように書き直したところ、やはり1分前という数字がかなり衝撃的なようで、守ってくれる生徒さんが増えました。
レッスンの順番を変える
教室規約で注意をうながしても、どうしても早く来てしまう生徒さんはいます(笑)
その場合は、早く来てしまう生徒さんの順番を、前後にレッスンがある時間に変更するよう調整します。
年度の変わり目などを狙って調整すれば、違和感なく時間変更できると思います。
教室に待合室を作らない
私の教室には待合室がないので、前後にレッスンしている人がいる場合は、屋外か車の中で待ってもらうことになっています。
実は以前はうちにも待合室があったのですが、早く来てそこで宿題をする子がいたり、お迎えがなかなか来なかったり…
託児所のようになってしまっていたので、コロナをきっかけに待合室をなくしました。
待合室をなくしたことで、生徒さん全員が時間通りに入退室するようになったので、ほんとうになくしてよかったと思っています。
他にも待合室をなくしたことのメリットとして、人の気配や雑音がなくなったので、目の前のレッスンに集中することができています。
まとめ
レッスンに早く来すぎてしまう生徒さんへの対処法について、解説しました。
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