ピアノを習う目的はいろいろですが
とくに小学生の生徒さんで
ピアノを習わせているご家庭の目的として多いのが
学校の音楽の授業で困らないように楽譜が読めてほしい
です。
ピアノが弾けるようになってほしいのではなく
楽譜が読めれば十分!
と思っておられるご家庭はたくさんあります。
そんなご家庭の生徒さんでもだれでも
カンタンに音符が読めるようになる
教材がないかなあと探していたところ
「ふよみなんてへっちゃら」
というテキストに出会いました!
※「ふよみなんてへっちゃら」は、6歳以上を対象に作られています。
テキストの中身について、詳しく解説していきます!
まさに魔法⁉の読み方
音符の読み方でつまずく原因として
ト音記号とヘ音記号の音符の読み方が違う
から読めないがとても多いです。
このテキストの「はじめに」のところには
ト音記号とヘ音記号の譜表に、上下一本ずつ線を加えること(P21のまほうのつえ)で、両記号が同じ読み方になる法則(まほうのじゅもん)を、この本で沢山の方々に知って頂きたいとおもいます。
ふよみなんてへっちゃら1「はじめに」より
とあります。
このテキストでは
ト音記号とヘ音記号の譜表の上下に
「まほうのつえ」という線を書き加えます。
この線上に音符を書き下から読むと
読み方が同じになるのが分かると思います。
また、「まほうのじゅもんのうた」という歌で
線上に書いた音符を楽しく覚えられる歌が
テキストに載っています。
この歌が、一度歌うと忘れられない…
ちょっと変わった歌です(笑)
この歌を教えた生徒さんはかならず
レッスンが終わって帰っていくとき口ずさんだり
大声で歌いながら帰ります(笑)
線上の音をマスターできれば
その音をヒントにして線の間の音も
カンタンに音符が読めるようになります!
絵本のように読み聞かせられる
テキストの各章は
【おはなし】→【ゲーム】→【ドリル】
という流れになっており
子どもでも楽しく
読んで学べる絵本のようになっています。
結果全員音符が読めた
生徒さんのなかでも
とくに音符が読めない子たちに
このテキストを使って教えた結果
音符カードやノートをイヤがっていた子たちが
「まほうのじゅもんのうた」で
スラスラと音符が読めるようになり
今ではカードやノートも自分からやりたがっています。
まとめ
「ふよみなんてへっちゃら」の中身を
詳しくご紹介しました。
ちなみにこのテキストは
生徒さんに買ってもらわなくても
ピアノの先生がテキストを購入しておいて
生徒さんが五線ノートを持っていれば
レッスンですぐに使うことができます!
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