そして今回紹介する本に出会ったのですが、脱力についてまさに目からウロコ!な内容で
最終的にピアノを弾くのがとってもラクになりました♪
その本がこちら!
本書について詳しく紹介していきます!
まずは身体について知る
本書の「はじめに」のところに
身体について正しい知識を持つだけで、ピアノが弾きやすくなり、テクニックが自分で見つけられるようになったのです。
ピアニストのためのカラダの使い方バイブルより
とあります。
また
アレクサンダー・テクニークの学びが深まるほど、これまでの私のピアノの弾き方が、身体の機能に合わないものだったこと、努力の方向性がまるで違ったことがわかりました。
ピアニストのためのカラダの使い方バイブルより
とあります。
第1章では、まずアレクサンダー・テクニークについて解説があります。
そのあと、「身体の取扱説明書」と題して、頭~足までピアノを弾くために知っておくべき身体のしくみがたっぷり載っています。
最初に言っておきたいのですが、まずこの第1章を、自分なりに理解できるまでしっかり読むことが大切です!
私は、第1章を読んで
身体について、自分の間違った思い込みにたくさん気づきました!
例えば
・良い姿勢とは背筋をピンッと伸ばす
・手の正しい形は、手の中に卵を入れたように丸くする
などです。
これらはすべて、身体について間違った思い込みをして使っていたため、ムダな動きや力みを生んでいたということを知りました…。
著者の先生自身、身体について知る前は、20年以上毎日8時間の練習をしていたそうです。
私も、ピアノが上手くなるには、たくさん時間を使って練習しなければと思っていましたが
身体について知ったおかげで、ムダな練習を長時間せずに済んで、練習が超時短できて身体も疲れなくなりました。
以前著者の先生の講座を聞きに行ったのですが、先生も身体について知ったおかげで、今は少ない練習時間でも成果が出せるようになったと仰っていました。
動画を見ながら読むのもオススメ!
私は、本書と著者の先生が身体について解説されている動画も購入し、動画を視聴しながら本を勉強しました。
私は普段本を読まない人間で、本書を読みはじめたときも
案の定最後まで読めずにリタイアしました(笑)
でも脱力についてはどうしても理解したかったので、ネット上で本に関する情報を探していたところ
著者の先生のブログから、この本と関連した動画が購入できるページを見つけました!
動画では、著者の先生が骨格標本(理科室にある骸骨の模型)を使いながら
・身体の仕組み(手、腕、体幹、脚)
・脱力(脱力マスターコース)
の解説を、それぞれの動画で詳しくしています。
実際に動画を視聴したところ、「身体の仕組み」の各動画は本書の第1章と関連しており、「脱力マスターコース」の動画は第2章と関連していました。
私は本だけでは読めなかったけど、動画を視聴したことで本書が一気に読みやすくなり、脱力について理解することができました。
本を読むのが苦手な方は、動画も購入するのがオススメです!
すごくラクにピアノがひけた!
いよいよピアノ演奏での実践です!
先ほども言いましたが、脱力について理解したければ
まず第1章をしっかり読み、身体について正しい知識を学ぶことが大切です。
第1章をキチンと理解できていれば、第2章の「ピアノ演奏での実践」はサクサク読み進められます。
身体について知った上で、第2章に書いてある通りの座り方やピアノの奏法を試したところ
身体を固めることなく、ラクにピアノが弾けて驚きました。
以前と比べて
・練習した後の身体の疲れ方が全然ちがう
・何度練習しても弾けなかった箇所のテクニックを自分で見つけられた
これが脱力かぁ~!って感じで世界が変わりました。
まとめ
「脱力の悩みをスッキリ解消してくれる本」について解説しました。
余談ですが、私は身体について知ったことで、長年の悩みだった肩コリまで解消しました!!
本書の第1章に書いてある、「アレクサンダー・テクニーク実践のポイント」のなかに
考えと身体の動きは一体である Mind Body Unity (心身一如)
ピアニストのためのカラダの使い方バイブルより
という一文があります。
私も、自分が身体について正しい知識を持てば、正しく身体が使えて痛みやコリとは無縁になれることを実感しました。
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